クレジットカード現金化に手を出すのはキケンです

クレジットカード現金化という言葉を見かけたことはありませんか?インターネット上や、街中の怪しい看板で、目立つ広告としてよく出ていますよね。とっても怪しい響きですが、お金に困っている時は、魅力的な響きでもあります。クレジットカード現金化とは、ひとことで言うと、クレジットカードのショッピング枠を、何らかの方法で現金に換えてしまうということを指します。実質的には、クレジットカードのショッピング枠で、商品券などの金券を購入して、チケットショップなどで売ってしまう、ということを指す場合が多いと思われます。

このクレジットカード現金化ですが、実際はクレジットカード会社の規約で禁止されている立派な違反行為ですので、注意が必要です。現金化をしていしまうと、ショッピング枠が実質キャッシングと同じように機能していしまいますので、本来の使い方とは異なるのです。クレジットカード会社は、会員の利用状況を監視していますので、現金化行為をすると、すぐにわかってしまいます。換金性の高いものを短期間で集中的に購入すると、目をつけられてしまい、違反行為をしたのが発覚すると、カードが解約になってしまい、残金を一括で支払わないといけない、といったことになりかねませんので注意が必要です。

この換金性が高いものというのは、たとえば人気の高い家電製品(最新スマホなど)や、電車の回数券なども含まれます。例えば、本来のスマホとしての用途に使うつもりがないにも関わらず、シムフリーの最新iPhoneを3個ほど連続でクレジットカード決済で購入し、すぐに売却して、10万円少々を手に入れる、といったことは、立派なクレジットカード現金化行為として、違反になると考えられます。

ちなみに、最近までは、アメリカの決済サービス会社のpaypalを経由させることによって、商品券の購入が出来るという現金化業者がありましたが、現在はpaypal側によって禁止されています。このような触れ込みで宣伝している業者があれば、詐欺と思われますので注意が必要です。